ようやく「犯人に告ぐ」読み終えて。
ずーっとちょこちょこ読みをしていた、雫井脩介さんの「犯人に告ぐ」を読み終えました。
後半、あと少ししかページが無いのに、解決するの!?ってハラハラしながらも、ビックリするスピードで色々が見えては謎が増えるという結果に。
本当に映画化にピッタリな作品でした。不器用過ぎる主役の巻島。女に振り回せれ大切な事がズレていく植草。不器用な巻島を上手にフォローする津田。
私の一番好きなキャラクターは、若干の軽いテンションながら、植草とは逆に重要なポイントをしっかり押さえる本田。すごく味のあるキャラクターでした!!
本が分厚くなると、キャラクターが多いストーリーは、誰だっけ?となりそうですが、時間を置いて読んでも、キャラクター構成がしっかりしているので、全然あれ?あれ?とはなりませんでした。
私が一番好きなシーンは、刑事である事を利用して、女に酔いしれて事件と巻島の足を引っ張った植草に、津田が言った言葉。
「人を叩き過ぎちゃあ、いかんのです・・・叩けば誰でも痛いんですよ・・・・
痛そうじゃないから痛くないんだろうと思ったら大間違いだ・・・・それは単にその人が我慢しているだけですからな」
この言葉が雫井さんが最も、伝えたかった言葉なのかなぁなんて思ってしまう程、すごく胸に来ました。
人はやっぱり、心ない言葉や行動をされて成長なんてしない。なにくそ根性が育つとか、違うと思うなぁ。みんな褒められた方が伸びると思う。些細な思いやりが人を支えてると思う。思いやりと言えば、昨日はバレンタインデーでしたね!面白い記事を見つけました↓
朝、ネットの掲示板でこのニュースに女子だけが集まる掲示板は荒れておりました(笑)「だったらあげない」「自分に買うし」・・・などなど女性達の書き込みで溢れてました。
そうなりますよね~不細工な男子が2割もいる・・・人の思いやりを素直に嬉しい!って思えないなんて・・・可哀想・・・・
私は、人生で一番嬉しかったかもしれないってぐらいの貰い方をしてくれた人がいます。
それは私の日記にちょくちょく出てくる「タヌミさん(女子)」お返しとか考えさせないレベルのしょぼーいチョコをあげたですが、「嬉しい!」って喜んでくれた、その場で美味しいって食べてくれて、「美味しかったです★ご馳走様でした!」って言ってくれました。こんなに喜んでくれるなら、もっとちゃんとしたチョコあげたかった・・・。
100点でしょ!!!男子よりイケメン!!!!!「お返しが面倒」なんて言っているダサい男子!!お返しなんていらないから、こうゆう事してくれるだけで女子は喜ぶよ~~~~!!人からの思いやりから貰う幸福は、物で得る幸福より、遥かに幸福感が続く事は間違いないのです。